みなさんは何歳でしたか
みなさま、お疲れ様です。「て」です。
1月17日、関西にお住まいの方にとっては忘れてはいけない日ですね。
私は当時中学生でした。
築50年以上のアパートの1階に住んでいて、5:46に地震が発生。
当然寝ぼけながら父親に壁際に引きずり寄せられました。
築年数は古かったですが、鉄筋コンクリート造だったことで生き残ったのだと思います。
ライフラインが全てとまって(すぐに電気は復旧しました)が水道とガスが復旧するまで、
飲み水とトイレの水を運んだり、カセットコンロを手に入れたりしたことを覚えています。
近くの小学校に避難していましたが、自衛隊員の方がいて、避難所の指揮をしていました。最初の1週間は食料・水が殆ど届かないし、だれから優先にその少ない食料を配るのかなど、混乱していました。当時は携帯電話もなかった(ポケベルはあったかもしれない)ですから、今とはずいぶん違うでしょうが、固定電話が繋がらない状況もあったでしょうし、その時に各避難所で色んな判断が求められたでしょう。その自衛隊員の方は「いつ寝てるんだろう?」というくらい、みなさんのために働いておられました。私は1週間程度で自宅に戻りましたが、鮮明に今でも記憶に残っています。
おそらく今、自分自身その自衛隊員の方の年齢に近づいています。
コロナはもちろん、先日のトンガの火山噴火による津波や今後起こりうる南海トラフ地震など、未曾有の事態の際、自分は何ができるだろうかと考えさせられます。
大きなことはできないですが、自分の近くにいる人を大切にしないといけない
と毎年この日を迎えると思います。
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今日のねこ写真です。猫たちは狭いところが大好きですねぇ。
author: て