バーチャルCOMCOMのアバターについて
はじめまして。
トータルクリエイト部のきのこです。一部デザインを担当しています。
ブログでは自分の担当したデザインについてお話していこうと思います。よろしくお願いいたします。
担当したデザインということで今回はアバターデザインについてお話ししようと思います。
バーチャルCOMCOMではユーザーの方がメタバース内を歩き回る際に、男女とロボットの三体からアバターが選択できます。
↓メタバース「バーチャルCOMCOM」リンク↓
https://comfort-inc.co.jp/metaverse/
男女アバターは3Dモデル制作からアニメーション、ロボットアバターはコンセプトアートからアニメーションまでを私が担当しています。
男女アバターは別のデザイナーが制作したコンセプトアートを元にモデルの制作をしました。
自分がデザインしたキャラクターではないので、3Dモデルを制作する際には担当デザイナーにどのように立体化すればよいのか、例えば髪の毛部分はどのように毛が跳ねているのか、前髪の位置に問題はないかなど疑問に思った点を聞きつつ制作を進めました。
ロボットアバターはコンセプトアートとモデル制作、テクスチャ(モデルの色付け作業)、アニメーションの作業を担当しました。
今回の内容では主にデザイン面についてお話したいと思いますので、アニメーションについてはまた別の機会に書きたいと思います。
そもそもコンセプトアートとは?
コンセプトアートとは、映画やゲームを制作する際に使用されるもので、プロジェクト全体の雰囲気などを絵で視覚化した、デザインの設計図のようなものです。
背景やキャラクター、配置されている小物や道具などをコンセプトアートとしてまず初めに制作します。
バーチャルCOMCOMで使用したコンセプトアートはバーチャルCOMCOM空間内の映画館に入ると見ることができますのでぜひ立ち寄ってくださいね。
コンセプトアートの説明をさせていただいたところで、私がロボットアバターのデザインをしたときに気を付けた点をお話しさせていただきます。
キャラクターデザインをするにあたって私がいつも気を付けている点は、キャラクターの背中のデザインです。
もちろん前から見た時のデザイン、顔や前髪などもとても大切ですが、実際にユーザーの人がキャラクターを操作するときにどこを一番見るかというと…
上の画面は実際のバーチャルCOMCOMの画面ですが、基本的にキャラクターの背中側を見ることになります。バーチャルCOMCOMのキャラクターはみんなシンプルなデザインで装飾過多なデザインにはしていませんが、今後キャラクターのデザイン制作に興味のある人はキャラクターの背中のデザインにも目を向けてみてください。
ロボットは腰からプラグが生えているデザインになっています。
選択してバーチャルCOMCOM内を歩き回るときはぜひ顔だけでなく背中のプラグ部分にも視線を向けていただけるととても嬉しいです。
今回はキャラクターデザインについてお話しさせていただきました。
バーチャルCOMCOMには色んなキャラクターが登場します。途中で話にも出てきた映画館内では、キャラクターだけでなく建物のコンセプトアートや、登場はしていませんが初期段階で制作予定であったクマのアバターのコンセプトアートも見ることができます。
ぜひ立ち寄って実際の建物と見比べるなどして楽しんでくださいね。
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