担当した建物のテクスチャーについて
トータルクリエイト部のきのこです。今回は主に建物のテクスチャーについてのお話をさせていただきます。
そもそもテクスチャーとは何なのかというと、物体の表面や質感を表現するための画像のことです。制作した3Dモデルに張り付けて使用します。
バーチャルCOMCOMのワールドには様々な建物があります。その中でも私が担当した建物を使用してテクスチャーについて説明をしていきます。
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https://comfort-inc.co.jp/metaverse/
まずテクスチャーを作るにあたり、必要な作業があります。UV展開と言って制作した3Dモデルの展開図を制作してきます。
展開図とは立体の表面を開いて、すべての面を一つの平面上に並べた図のことを言います。
上の画像はテクスチャーを付ける前の映画館(上)とその映画館を展開した展開図(下)になります。
展開図だけだとどの面が映画館のどこの部分なのかさっぱりわからないので、3Dツールで場所の確認をしつつ、右の展開図にペイントツールなどで色や模様などを付けていきます。
そして色を付けた結果…
映画館のテクスチャーが出来上がります。
上の画像で説明しているのは色部分のみになりますが、テクスチャーにはいくつか種類があり、モデルの形はそのままに凹凸を表現するノーマルマップ、ざらざらとした質感やつるつるとした質感の表現をするためのラフネスマップなどあります。
ノーマルマップや、ラフネスマップがなくてもテクスチャーとしては成立するのですが、あると作品のクオリティがとても高くなります。
バーチャルCOMCOM内の建物はノーマルマップやラフネスマップも使用してテクスチャーが割り当てられています。
映画館とイベント会場にはおいしそうなテクスチャーが描かれた看板やオブジェクトもあるので、ぜひ探してみてくださいね。
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