スターターパック版メタバース_新エリアの小物について_2

こんにちは!ロームです。

前回に引き続き、スターターパック版で新しく実装されたオフィスワールドの、新エリアで私が担当した小物のモデルのテクスチャー作業についてお話しさせていただきます。

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今回は特に、時間のかかった、植物、オフィスチェア、プリンターのテクスチャー制作について順を追ってご紹介したいと思います。

植物

まず、植物についてのお話しです。
植物はポリゴン数を抑える必要があったため、平面を使用し、ベースカラーを透過処理して枝や葉を表現しました。
ベースカラーについては画像素材を組み合わせて制作する予定でしたが、適切な素材が見つからず、クリスタで作画しました。
質感についても同様に作画して、枝にはぼこぼこした質感を、葉にはざらざらとした質感を表現しました。
また、葉の配置についても不規則に配置し、人工物に見えないよう配慮しました。

オフィスチェア

次にオフィスチェアについてです。
布と皮では質感が大きく異なり、それぞれの材質の違いに苦労しました。皮張り部分にはラフネスを高め、布部分にはラフネスを低く設定しましたが、皮の質感が思うように表現できませんでした。
特にクッション感のふわっとした生地の再現が難しく、細かい調整を重ねて、少しずつ理想に近づけていきました。プリンターの次に時間を多く費やしてしまったので今後はこの反省を活かして制作のスピードを向上させていきたいと思います。

プリンター

最後にプリンターについてお話しします。
今回のモデルで最も時間がかかりました。
植物やオフィスチェアは質感や作画に注意を払えばなんとか対応できましたが、プリンターはその難易度が一段と高く、非常に苦戦しました。
プリンターは多くの機械パーツが組み合わさった複雑な構造をしており、分割部分のスジボリが前後で繋がっていたり、熱を逃がすための通風口が空いていたりと、モデリング時に求められるディテールが非常に多く感じられました。
これらのディテールをモデルで表現しようとすると、データの軽量化が難しくなるので、テクスチャーで表現する方向で制作しました。
モデルと見比べながら微調整を繰り返し、何度もUV展開や配置を変更するなど、時間をかなり費やして再作しました。
結果的には完成させることはできましたが、時間を使いすぎてしまったので、今後はUV展開後に定期的に問題がないか確認しながら作業を進めていこうと考えています。

以上が、新エリアに関連する小物制作におけるテクスチャー作業の小話でした。
もし、遊びに来られた際には、背景にもご注目していただけると嬉しいです。それでは、またお会いしましょう!

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