スターターパック版メタバース_近未来の新エリアについて_2

こんにちは!ロームです。
今回は、前回の続きで近未来のレイアウト体験エリアで、私が担当した住宅テーマの小物モデルのモデリング作業についてお話しさせていただきます。
今回の小物に関しても、サメ太郎さんが描いたコンセプトアートをもとに制作を進めました。シンプルなモデルの机やテレビ、お皿といったアイテムから、ベッド、書棚、ソファーといった複雑な家具までかなりの数のモデリング作業でした。
モデルの一部は小さい塩さんにもご協力いただき、おかげで納期に間に合わせることができてとてもほっとしています。
今回はその中で特にこだわって制作したベッドと書棚、ソファーについての小話を書いていこうと思います。
ベッドと書棚


ベッドと書棚についてです。
以前学んだ分離型で各パーツに分けて制作しました。(分離型についてはこちら)
両方とも、300ポリゴン以内に収めることを目指して作成し、ポリゴン数を抑えつつ形状やディテールにこだわり、デザインに反映させました。また、UV展開にも工夫を加え、木材の質感をリアルに表現することを意識し、細部にまで気を配りました。前回の反省を踏まえて制作したので、かなり満足のいく出来栄えになったと感じております。
ソファー


ソファーについては、さらに細かくパーツを分けて制作しました。一体成型にすると、脚パーツやクッション、肘置きなどが一つの塊になり、UV展開が難しくなるので、各パーツを個別に分割し、オブジェクトをコピー、反転させたりしてポリゴン数を削減しました。この方法のおかげで、柔らかさや足パーツの木の硬さを維持しつつ、効率的にポリゴン数を抑えることができました。
UV展開も比較的スムーズに切り終えることもできたので、分離する方法は今後も積極的に使っていこうと思います。
以上がモデリングの小話になります。少し短くなってしまいましたが、
次回はテクスチャー作業について書いていこうと思います。それではまた!
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