スターターパック版メタバース_近未来の新エリアについて_3

こんにちは!ロームです。
今回は、前回の続きで近未来のレイアウト体験エリアで、私が担当した住宅テーマの小物モデルのテクスチャー作業についてお話しさせていただきます。

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今回のテクスチャーに関しても、小さい塩さんとサメ太郎さんに監修していただきながら、細かい部分まで丁寧に確認を重ね、コンセプトアートに沿った見た目になるように、制作を進めました。

テクスチャーについて

テクスチャーの枚数削減はこれまで以上に重要となり、手前に配置する家具用のテクスチャーを1枚、奥の家具用のテクスチャーをもう1枚にまとめるなどして、2枚に詰め込む形で無駄のないレイアウトになるようにUVの調整をしました。
べた塗りのシンプルな部分は極力小さくまとめ、一方で模様のあるお皿や本、木目など細かい質感が求められる部分は大きくUVを割り当てるなど工夫を凝らしました。

これまで作成してきたテクスチャーと異なる点として、このレイアウト体験エリアでは家具の色を自由に変更できるという特別な仕様が加わっていることが挙げられます。家具のモデリング自体は1種類しかないのですが、色変更に対応させるため、ベースカラーを複数用意する必要がありました。

苦労した部分について

そんなテクスチャー作業の中でも、特に木目と地面のテクスチャーは非常に難しく、かなり苦労しました。
木目に関しては、細かい方向性を揃えて自然な見た目に仕上げるために、すべての木目の向きを統一する作業に苦戦し、多くの時間を要しました。
また、家具配置エリアの地面テクスチャーについては、これまでのようにUVを一枚の大きな面で表現するとテクスチャーの枚数が増え、メタバースの容量を圧迫する懸念がありました。そこで、地面のUVを四角形に4等分し、それぞれにミラー処理を施す方法に変更しました。テクスチャーの性質上、端の模様同士が繋がらない問題があり、何度も試行錯誤を繰り返す根気のいる作業となりましたが、結果として非常に満足のいく仕上りになったと自負しています。

以上がテクスチャーにまつわる小話になります。次回は現在鋭意制作中のバーチャルCOMCOMのリニューアルについてお話ししようと思います。
それではまた。

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