Linuxのコマンド操作で使える便利機能
皆さんこんにちは、N.Tです。
最近、社内で新たにプログラムの開発環境を構築する事になりまして、ちょうど良い機会でしたのでサーバー構築経験の無い新人さんに経験も兼ねて、所々フォローを入れながら作業をしてもらっています。
構築している環境はOSがLinuxなのですが、LinuxってGUIが無い事が多くひたすらコマンドでの作業になります。
でもコマンドを叩く作業って直観的に操作が出来ないので、人によっては慣れていないと大変ですよね。
そこで、私が過去に作業した中で「これを知ってコマンド作業が捗った!」と言った機能を2つ程紹介していきたいと思います。
ターミナルでの作業に慣れている方にとっては当たり前のような知識かもしれませんが、これからそういった作業を経験するという方のちょっとした助けになれば幸いです。
■viエディタでログを素早く確認する際によく使うコマンド
ソフトのインストールや稼働確認の際、ログファイルを確認すると思うんですが、ログファイルってモノによっては中身が長いので見るのが大変ですよね。
しかも、最新のログってファイルの一番最後に出力されているので、一番最後までひたすら「↓」キーを長押ししたり、マウスホイールで下に移動し続けなければいけません。
そういった時は、「G」を入力して見てください。(大文字で入力してくださいね!)
一気にファイルの一番下まで飛んでくれるので、最新のログをすぐに確認する事が出来ます。
逆に「gg」と入力すると一番最初に飛んでくれますよ。
viエディタの便利なコマンドは他にもありますので、是非調べてみてください。
■Tabキーの入力補完が便利
ファイルパスって階層が深くなると入力するのが大変ですよね。
そんな時はTabキーの入力補完を利用しましょう!
入力した内容に対し1つしか候補が無かった場合、自動で入力を補完してくれます。
候補が複数あっても、先頭から共通になる文字列までは補完してくれるので、末尾の日付だけが違う場合でも活用出来ます。
これからLinuxでコマンド作業していくよと言う方、便利な機能を利用して少しでも作業を楽していきましょう。