新薬の開発に必要なGLP・・・合掌

皆さん、GLPという言葉をどこかで聞いた事ありますか?
医薬品関連に従事した方なら知っている方も多いと思いますが・・・

簡単にいいますと、新しいお薬が世の中で販売される迄には、ある病気に対する効果が見込まれる化学物質(被験物質)を発見しますと、その物質について人体に対して副作用(毒性)がないか試験をする必要がありますよね。

これを確認するために、まず人間で試験(臨床試験)を行うなんて恐ろしいことは多分世界中どこでもやっていません(犯罪ですよ・・・昔はあったらしい)。その前に行っているのが、動物を使用した試験(非臨床安全性試験)となります。

この非臨安全性試験の信頼性を確保する為の基準がGLP(Good Laboratory Practice)ですわ。たしか厚生労働省の管轄で査察があります。

その基準に合格した施設がGLP施設で、以前その施設で働いていた事があります。一応、製薬会社の研究施設なので皆さん白衣を着ていましたが、下の服はジーパン等結構カジュアルで自由でした。私はその中の試験システムの開発保守を行っていましたからスーツでしたけど・・・。

試験施設には、当然動物を扱いますので、動物を飼育している施設もあります。動物の種類としては、主にマウス、ラット、ウサギ、犬、サル・・・だったと思います。

世の中には、動物を実験に使うなと言われる人もいらっしゃいます。抗議にも来られるようです。

私も動物は大好きですから気持ちはわかりますが、難病に苦しむ方が新しい薬で救われる事も願っています。

因みに、その施設には、実験でお亡くなりになられた動物の為の慰霊碑(お墓かも)があり尊厳をもって扱われておりますよ。

今後、IPS細胞による毒性試験が確立されれば、動物を使用しなくてもよい世界になるかもしれませんね。

合掌

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